2016年12月Googleアドセンスに一発合格できたので、1次・2次審査で【やったこと】と【やらなかったこと】まとめ
ブログの収益源となるディスプレイ広告。
Googleアドセンスは、多くのブロガーさんが利用していますよね。
Googleアドセンスは2016年に審査が厳格化されたと巷で噂になっており、2016年11月はさらに審査基準が厳しくなったと話題です。
そんな中、私も初心者ながら無謀にもアドセンスの審査を受けてみました。
2016年12月に申請をし、運よく?アドセンスに一発合格できたので、私が実践したことを備忘録として書かせていただきます。
※私ははてなブログを利用しているので、はてなブログ向けの内容も一部あります。
もしアドセンスの審査で困っている方がいたら、少しでもお役に立てれば幸いです。
アドセンスの審査合格までの流れ
私の場合、当ブログでアドセンスを申請しました。
無料ドメインは通らないとのことだったので、独自ドメインは必須となります。
つまり、はてなブログProへのアップグレードをする必要があるということです。
では早速、私が審査を受けた時の流れを参考までに。
【1日目】
アドセンス申し込み
※独自ドメインを作りはてなブログのドメインを切り替え後、申請しました。この時点ではドメインを切り変えるくらいしかしていません。
【4日目】
1次審査合格
※私の場合、なぜか1次審査の合格メールがきませんでした。。。遅いなと思って管理画面を見たら合格していたので、実際合格が出たタイミングは不明です。
【5日目】
2次審査を申請。
※ブログデザインと記事内容を一部チューニングしてから臨みました。
【12日目】
2次審査状況問い合わせ
※2次審査申請から1週間経過しても通知がないので、問い合わせフォームを利用しました。
【15日目】
2次審査合格メールを受信
申し込みから合格までは約2週間かかりました。
私は審査結果が出るまでは時間がかかったタイプかもしれません。
私が審査を受けるにあたって一番重要視したこと
私は今回アドセンスを受けるにあたって、他の方のブログなどで書かれているようなアドセンス対策は参考にしていません。
本当はちゃんといろんな人のブログを読んで実践するべきだったのかもしれませんが、、、勢いで審査に出してしまいました。。
私が一番重要視したことは、これに限ります。
スマホのユーザビリティが良いサイトにすること
この1点を特に気をつけて対策をしました。
なぜこの考え方をするかというと、私が広告の仕事をちょろっとかじっていることからです。
10月のGoogleの重大発表。モバイルファーストインデックス
Googleは10月にSEOに関する重要な発表をしています。
それが「モバイルファーストインデックス」です。
何かというと、
SEO順位は今までPC向けページの評価を検索結果の基準としてきましたが、これからはモバイル(スマホ)向けページの評価を基準として、検索結果を提供するというものです。
ユーザーの端末利用状況がPCよりもスマホに移行しているということを受けての発表ですね。
まだ実施されていないようですが、これから順次反映されていくようです。
この発表で何が大切かというと、
「Googleはスマホサイトを対策しているサイトを積極的に評価する傾向にある」
ということが読みとれる点です。
つまり、スマホのユーザビリティの悪いサイトは評価されない可能性があります。
アドセンスの審査基準が2016年11月に変更されたのも、もしかしたらこれに関連する変更が発生したのでは?と個人的に思っていたところでした。
そのため、私のアドセンス対策はスマホサイトが中心となっています。
正直、PCサイトは簡易的なデザイン変更しか施していません。
Googleさんが欲しがる広告枠在庫を考える
アドセンスに申し込みをする時に、どうしても広告枠提供側(自分のサイト)の記事内容ことを考えがちですが、広告出稿主の立場になってみると
Googleさんがどんな広告枠在庫を欲しがっているか?
ということが見えてくるのではないでしょうか。
広告の仕組みを一度おさらいしましょう。
私たちブロガーは「広告の枠の場所を提供する」という立場なのでAdSenseを利用しますが、
広告主は「広告枠に自社広告を掲載する」という立場なのでAdWords(アドワーズ)というものを利用しています。
Googleさんのディスプレイ広告はGDN(グーグルディスプレイネットワーク)と呼ばれていて、
GDNの場所を提供するサービスがAdSense、GDNを出稿するサービスがAdWordsという仕組みです。
もちろん広告主は自社広告で効率的に効果を出すために、GDN出稿の細かいチューニングをしています。
現在はスマホユーザーが圧倒的に増えているため、どの広告主もサイト流入の比率はスマホからの方が圧倒的に多いのが現状です。
商材によりますが、80%~95%がスマホ流入というサイトもザラです。
従って、広告主もスマホの広告枠に多くの予算を投下します。
PCはおまけ程度に運用している企業も多いのではないでしょうか。
従って、広告主が欲しい思っているのは、
良質なスマホ広告枠の在庫となるわけです。
広告主が欲しい広告枠=Googleさんが広告枠として強化したい在庫と考えるのが妥当ではないでしょうか。
具体的にいうと
- スマホサイトで、ユーザーがサイトを使いやすい作りになっているか
- スマホサイトで、ユーザーがサイト内を回遊する動線がひかれているか
- スマホサイトで、広告が表示された際に視認性が良いか
- スマホサイトの、更新頻度が高いか
ということあたりが考えられます。
もちろん記事の信ぴょう性や専門性があることも大切な要素とはなりますが、スマホ要素もGoogleさんが重視しているということは間違いないと思います。
アドセンス対策で【やったこと】
では早速、アドセンス審査対策でやったことを記載していきます。
記事内容編
【やったこと】
- 目次の設置(直近記事のみ)
- 記事サムネイル画像をシンプルに変更
- 画像サイズの軽量化(直近記事のみ)
- 出来るだけ専門性があるかつ、初心者でも読みやすい記事に(直近記事は特に。自分なりに精一杯。。。)
そんなに多くは実践してません。
サムネイルは見た目が煩雑にならないような画像に変更を加えました。
あとはユーザーがサイトが重いことを理由に離脱されたくないので、画像サイズを小さくしてからアップするなど、小さなことを最近の記事では心がけています。
デザイン編
【やったこと】
- 視認性の良いシンプルなデザインに変更
- グローバルナビの設置(簡易的)
- 関連記事の設置(簡易的)
デザイン変更の基準は、
・内部リンクも提供してサイト回遊を容易にすること
・サイトに広告が貼られても、ユーザーの視認性が落ちないこと
です。
サイトに訪れていただくユーザーの方が使いやすいサイト作りだけを考えて、私なりにという感じです。
ただ、カスタマイズに関する知識はほとんど無かったので簡易的なものだけです。
他ブロガーさんのカスタマイズ記事を参考にさせていただきました!本当に参考になりました、ありがたいです。
ちなみに、審査中もガンガン変更を加えていました。
アドセンス対策で【やらなかったこと】
次に、アドセンス審査対策でやらなかったことを記載していきます。
記事内容編
【やらなかったこと】
- 外部リンク(ポイントサイトバナー含む)の削除
- 固有名詞(芸能人名称など)の削除
- 外部サイトキャプチャ画像の削除
画像やリンクは関連するものは積極的に入れたままでした。
そっちほうがユーザビリティが良いはずですからね。
審査自体はあまり関係ないようです。
いざアドセンスの広告を貼った段階で、指摘を受けないかビクビクしていますが。。。
ちなみに画像キャプチャなどを使うときは、スマホ画面を使うことにしています。
ユーザーがほぼスマホならPC画面を使う意味はないと思います。
でも基本的に重要なのは、Googleアドセンスのポリシーに反していないことだと思います。熟読必須ですね。
AdSense プログラム ポリシー - AdSense ヘルプ
デザイン編
【やらなかったこと】
- はてなスター表示の削除
- ソーシャルボタンの削除
- コメント欄の削除
- 問い合わせ先の記載
こちらもほとんど消していません。
ユーザー心理を考えるとあったほうが良いパーツばかりですからね。
補足
ちなみに私が審査に出した時点では、
記事数は45前後、ブログ開始から1カ月、ドメイン日数は1日くらいです。
弱小ブログなので、1日ページビューも多くないです。3桁の前半くらいですね。
記事の文字数は平均して1000文字は余裕で超えていると思います。
あまり文字数を気にしていませんでしたが、読者目線で書くということを意識すると、1000文字は簡単に超えることが多いです。
更新頻度は審査中は1日~2日に1記事ですね。
毎日更新するよりも、質の高い記事を出すことを優先していました。
まとめ
正直言って、アドセンスの審査基準は正確なところはわかりません。
Googleさんが審査方法を公開しているわけではないので、何が悪くて何がいいのかなんて断言することは不可能です。
ただ、Googleさんの最近の動きを見ていくとスマホサイトを強化することは重要と考えられます。
スマホサイトでユーザーが使いやすいサイト作りは実践したほうが良いと思います。
アドセンスだけでなく、今後のSEOとしても評価基準になりますからね。
私が【やったこと】と【やらなかったこと】の全てが参考になるかは分かりませんが、2016年12月時点のアドセンス合格の一例として参考程度に見ていただければと思います。
参考になれば幸いです。