ANAマイルの使い方を間違えると価値激減!1マイルを最大限の価値にする活用方法教えます
マイルが貯まったら何に使いますか?
飛行機にタダで乗れる〜♪
と、ウキウキしますよね!
実は、マイルは使い方によってはお得度が全く違うって知ってましたか?
例えばあなたがホテルバイキングに行った時、バイキングの品目はできるだけ高いお料理を取りますよね?
ローストビーフやフォアグラ、ステーキなんかを積極的に食べ続けるのと、冷凍唐揚げや冷凍フライドポテトばかり取って食べるのとは、全然お得度が違います。
そりゃあ、高いものを食べて、バイキングで支払った料金を最大限の価値にしたいと思うのが普通です。
マイルも同じです。
同じマイルでも、使い方によっては価値が全く変わってきます!
私はANAマイルを貯めているので、ANAマイルを例にして説明します。
ANAマイルを、冷凍唐揚げではなくローストビーフの価値にするために、マイルの活用方法を確認しましょう。
マイルの価値ランキング
最初に発表します!
マイルの使い方のお得度をランキングにすると下記の通りとなります。
- 国際線の特典航空券に交換する
- 国内線の特典航空券に交換する
- ANAスカイコインに交換する
- ANA提携サービス店で、ショッピングや食事に利用する
ざっくり纏めるとこんな感じです。
もちろん、時期や航空券の行き先などによっては多少前後します。
それでは詳しく見ていきましょう。
国際線の特典航空券に交換する
同じ国際線でも、搭乗クラスによって1マイルの価値が変わってきます。
安いところで1マイル=2円前後〜、高いところではなんと1マイル=20円まで価値が上がることも!
搭乗クラスのなかでもランキングをつけると、
- ファーストクラスの特典航空券
- ビジネスクラスの特典航空券
- エコノミークラスの特典航空券
となります。
それでは、羽田-フランクフルト間を例にとって見ていきましょう。
ファーストクラスの特典航空券
2017/10/10羽田発-フランクフルト到着、2017/10/17フランクフルト発-羽田到着のファーストクラスの料金を見てみましょう。
普通に航空券を取ると、こんな感じです。
往復料金は、
なんと、往復で2,878,440円!
ひー、、こんなの一般庶民には無理です。。。
高すぎます。頑張れば車2台買えます‼︎‼︎
では、
ファーストクラスの特典航空券のマイル数を見てみましょう。
この通り、たったの165,000マイルです。
1マイルの価値を計算すると、
【国際線ファーストクラスの特典航空券】
1マイル = 17.44円
1マイルの価値がこんなに高額になりました。
これはお得ですよね!
ビジネスクラスの特典航空券
先ほどの羽田-フランクフルト間の、同日のビジネスクラスの料金を見てみましょう。
普通に航空券を取ると、こんな感じです。
往復料金は、
往復で513,440円
ファーストクラスに比べれば断然安いですが、それでも高いです。。
旅行の飛行機でこんな値段を払うなんて、一生に一度あるかないか、、、ではないでしょうか。
では、
ビジネスクラスの特典航空券のマイル数を見てみましょう。
この通り、90,000マイルです。
1マイルの価値を計算すると、
【国際線ビジネスクラスの特典航空券】
1マイル = 5.70円
ファーストクラスに比べると見劣りしますが、1マイル=5.7円はかなり高い価値ですね。
エコノミークラスの特典航空券
羽田-フランクフルト間の、エコノミークラスの料金も見てみましょう。
普通に航空券を取ると、こんな感じです。
往復料金は、
往復で115,440円
エコノミークラスになると、やっと現実的な航空運賃になりましたね。
では、
エコノミークラスの特典航空券のマイル数を見てみましょう。
この通り、55,000マイルです。
1マイルの価値を計算すると、
【国際線エコノミークラスの特典航空券】
1マイル = 2.09円
1マイル=2円強なので、国際線のファーストとビジネスに比べるとお得感は低めです。
この通り、
国際線は搭乗クラスをハイクラスにするほどマイルの価値が高まります。
どうせマイルを使うなら、普段利用できないようなファーストクラスやビジネスクラスなどの搭乗クラスを利用することで、ANAマイルの恩恵を最大限に受けることができます。
国内線の特典航空券に交換する
国内線では、1マイルの価値は1マイル=1.5円〜2円は程度になります。
それでは、羽田-沖縄間を例にとって見ていきましょう。
普通席の特典航空券
2017/2/25羽田発-那覇到着の普通席の料金を見てみましょう。
国内線の特典航空券の場合、プレミアムクラスは選択出来なかったので、普通席のみです。
普通に航空券を取ると、こんな感じです。
片道料金の最安値(旅割55J適用)は、
ローシーズンで、19,690円です。
では、特典航空券のマイル数を見てみましょう。
この通り、7,000マイルです。
1マイルの価値を計算すると、
【国内線普通席の特典航空券】
1マイル = 2.81円
1マイルの価値が2円を超えましたが、旅割75という運賃であれば沖縄-那覇間は10,000円を切る運賃になることもありますので、最安値で計算すると1マイル=1.4円程度です。
当然ですが予約タイミングがギリギリになればなるほど普通に予約した場合の割引適用額も減るので、そのタイミングで特典航空券を予約した場合はマイルの価値が高まります。
でも、やはり国際線の1マイルの価値と比べると大分見劣りします。
ただ、国際線と違って、国内線は往復でなくても片道で特典航空券がとれるので、少ないマイル数で旅行したいなら国内線もいいかもしれませんね。
ANAスカイコインに交換する
マイルをANAスカイコインにして、スカイコインで航空券を購入することもできます。
ANAスカイコインは、1コイン=1円です。
マイルをANAスカイコインにする場合、交換レートは1倍〜1.7倍になります。
交換レートは【マイルの交換数】と【会員ステータス】によって決定します。
詳しくはANA公式サイトから
ANA SKY コイン | ANAマイレージクラブ
スカイコインにするメリットは下記の通りです。
- 特典航空券は席数に限りがあるため、特典航空券に空きがない場合に、普通予約枠の空いている席をスカイコインで購入することができる
- 特典航空券と違い、ANAのプレミアムポイントが貯まる
マイルからの最大交換レート1.7倍を利用すれば、国際線エコノミーや国内線普通席なら、特典航空券と遜色ない価値で使えそうですね。
ANA提携サービス店で、ショッピングや食事に利用する
マイルは航空券以外にも使い道があります。
- 他ポイントに交換する
- ショッピングに利用する
- 食事に利用する
- ホテル予約に利用する
ANA マイレージクラブのANAストアを見ると、マイルの使用先が確認できます。
ただし、これらはほぼ全て1マイル=1円以下の価値にしかなりません。
マイルを持て余していて航空券は必要ないという場合に利用する最終手段だと思います。
やはりマイルは航空券に交換してこそ、大きな価値になる仕組みになっているようですね。
まとめ
- ANAマイルをお得に使うなら、国際線ファーストクラス・ビジネスクラスの特典航空券に交換
- 特典航空券が取れない場合、普通予約の席が空いていれば、ANA マイルをANA スカイコインに交換して航空券購入することも可能
- ANAストアでのマイル利用は1マイルの価値が低いので、航空券が必要ない場合の最終手段として使う
マイルの価値は、使い方次第で大きく変わります。
お得にマイルを使う方法を確認して、計画的に特典航空券を予約して利用しましょう。
参考になれば幸いです。
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