マイルがたまらない人が陥りやすい落とし穴。マイルを確実に特典航空券に交換するために、気をつけたい10のこと
「マイルが貯まるANAカードを使ってはいるけど、全然マイルがたまらない。」
「ある程度マイルが貯まったと思っていたのに、特典航空券に交換できるほどのマイル数がない。」
「貯めたマイルが、いつのまにか有効期限切れになって使えなくなった。」
こんな風に、マイルの無駄使いをしていませんか?
マイルは簡単に貯まるように思えて、意外と貯まらないものです。
日々の生活の中で旅行に行くほどのマイルをためるには、一度意識を変えてみましょう。
ちょっと意識を変えるだけで、マイルが劇的に貯まるようになります。
マイルがたまらないと嘆いている方は、ぜひ参考にどうぞ。
今回はANAマイルを貯めるうえで気をつけたい10のことを説明していきます。
マイルの貯める目的編
① 行きたい旅行先に必要なマイル数を把握する
「なんとなくマイルが貯まってきたら旅行先を考えればいいや。」
そんな風に思っていませんか?
目標がないと、マイルを貯めるモチベーションに繋がりません。
まずは気持ちから変えていきましょう。
あなたはどの旅行先に行きたいですか? 誰と一緒に? それはいつ頃? 旅行先で何したい?
こんな風に具体的なことを考えると、マイルを貯める目的がはっきりします。
旅行先が思い浮かんだら、必要なANAマイル数を確認しましょう。
具体的にこのマイル数を貯める!と決めたほうが目標が出来て頑張れますよ。
ANA特典航空券に必要なマイル数一覧を、代表的な行き先だけ記載しておきます。
(※東京発着のレギュラーシーズンの1人分往復特典航空券に必要なマイル数を記載)
行き先 | 分類 | エコノミークラス | ビジネスクラス |
---|---|---|---|
韓国 | 国際線 | 15,000 | 30,000 |
台湾 | 〃 | 20,000 | 40,000 |
ハワイ | 〃 | 40,000 | 65,000 |
ロサンゼルス | 〃 | 50,000 | 85,000 |
ニューヨーク | 〃 | 50,000 | 85,000 |
パリ | 〃 | 55,000 | 90,000 |
シドニー | 〃 | 45,000 | 75,000 |
札幌 | 国内線 | 15,000 | - |
名古屋 | 〃 | 12,000 | - |
大阪 | 〃 | 12,000 | - |
沖縄 | 〃 | 18,000 | - |
【その他の旅行先はANA公式ホームページから】
■国際線の特典航空券ならこちらから
http://www.ana.co.jp/amc/reference/tukau/award/int/usage.html
■国内線の特典航空券ならこちらから
http://www.ana.co.jp/amc/reference/tukau/award/dom/usage.html
② ANAマイルの有効期限を知る
ANAマイルには有効期限があるって知っていましたか?
ANAマイルは、獲得から3年間しか有効期限がありません。
つまり、先ほど決めた目標のマイル数は3年間で貯める必要があるということです。
3年間かけて貯めるなら、1年あたり何マイル貯める必要があるか?
1年後に旅行に行きたいなら、ひと月で何マイル貯めなければいけないのか?
より具体的な目標数値を把握しましょう。
クレジットカード決済編
③ ANAクレジットカードの決済で貯めるなら、必要決済額を把握する
あなたがANAクレジットカードでマイルを貯めているのであれば、目標のマイル数はいくら決済すれば貯まるのかを確認する必要があります。
ANAカードは、色々種類がありますがそれぞれマイル還元率は異なります。
カード種類は、VISA・JCB・マスター・ダイナース・AMEX毎に一般・ワイド・ゴールド・プレミアムなどがあります。
一番ポピュラーな一般カードであればマイル還元率はだいたい1%です。還元率の高いカードで2%程度です。
1%の場合、100万円決済して1万ANAマイルが貯まる計算になります。
クレジットカード決済でマイルを貯めるなら、自分の持っているANAカードのマイル還元率を確認して、いくら決済すればいいか確認しましょう。
ここで自分が決済できる金額が、目標マイル数に対して現実的でないと思ったのであれば、目標を立て直す必要があります。
確実に自分がマイルを貯められるラインを見極めましょう。
④ クレジットカードはANAカードをメインに使う
クレジットカードを複数持っている方は、支払いをANAカードに集約させましょう。
ANAカード以外を使って決済すると、マイルが貯まらない決済となるのでマイル獲得効率が落ちてしまいます。
他のカードで決済する目的がある場合は別ですが、早くANAマイルを貯めたいのであれば、積極的にANAカードを支払いに使っていきましょう。
⑤ ANAカードの場合、クレジット会社のポイントをANAマイルに交換する必要がある
ANAカードの場合、決済した金額に応じて自動的にANAマイルになるわけではありません。
(一部のクレジットカードの選択コースによっては、自動でANAマイルになることもあります。)
JCBなら「OkiDokiプログラム」、VISAなら「ワールドプレゼント」といったカード会社のポイントプラグラムがあり、クレジットカード決済で貯まったカード会社ポイントを、ANAマイルに移行するという手順を踏む必要があります。
カード会社のポイントにも有効期限が決められていますので、こちらも期限切れにならないうちにANAマイルに移行しておく必要がでてきます。
ポイントを貯めっぱなしにしていたら有効期限切れしてしまったということがないように注意しましょう。
また、カード会社のポイントをANAマイルに移行する場合、一般カードのほとんどが移行手数料を支払う必要があります。
年間で税抜き5,000円~6,000円程度です。
ちなみに、ゴールド以上のステータスカードであれば、移行手数料は無料となります。
⑥ マイルが貯まりやすいANAカードへの切り替えを検討する
今持っているクレジットカードでANAマイルを貯めることに限界を感じたのであれば、違うANAカードへの切り替えを検討しましょう。
マイル還元率や移行手数料などを総合的に判断して、自分のライフスタイルに一番合うカードに選びなおすことがマイルを貯める近道になります。
また、カードステータスによって、入会・更新の際に1,000~10,000マイル貰えるなどの特典もあるので、年会費がそこそこかかるランクの高いカードでもANAマイルを貯めるうえでメリットがあるか総合的に判断しましょう。
ANAカードは頻繁に入会キャンペーンを実施していますので、切り替え時に大量にANAマイルが貯められることも。
《私のオススメ:ANA VISAワイドゴールドカード》
年会費は15,120円ですが、WEB明細とリボ払いを利用することで年会費を5,000円程度抑えることができます。
また基本のマイル還元率は1%ですが、リボ払いを併用することで年間決済額に応じてボーナスポイントがもらえたり、入会・継続時に2,000マイルが貰えます。
⑦ ANAカードのポイントアップ加盟店を積極的に使う
ANAカードには、「ANAカードマイルプラス」というサービスがあります。
どんなサービスかというと、対象提携店で決済をすると、カード会社のポイントとは別にANAマイルが貯まるというものです。
例えば、下記のような店舗です。
【100円(税込)=1マイル】
ANA航空券・機内販売、マツモトキヨシ、コナカ、eyecity、スターバックス、ENEOS、MK TAKIなど
【200円(税込)=1マイル】
出光、セブンイレブン、高島屋、阪急、大丸、松坂屋、イトーヨーカドー、ニッポンレンタカーなど
身近なお店も沢山あるので、お買い物をこの加盟店に集中させることで、着実にANAマイルが貯まっていきます。
フライト編
⑧ 飛行機に乗って貯めるなら、フライトスケジュールとマイル数を確認する
ANAのフライトでマイルを貯めるのであれば、今予定しているフライトでどのくらいのマイルが貰えるかをあらかじめ計算しましょう。
フライトマイルはANA公式サイトからシュミレーションが可能です。
ANA SKY WEB : ANAフライトマイル・プレミアムポイントシミュレーション
ここで今予定しているフライトで目標マイル数に届くのかを確認し、足りないようであればクレジットカード決済分で補うなど計画を立てる必要が出てきます。
何事も計画的に!これがとても重要です。
⑨ フライトならボーナスマイルも貯める
ANAのフライトが多いのであれば、フライトボーナスも見逃せないポイントです。
ANAカード保有者であれば、ANA便搭乗ごとに割増でマイルを貰うことができます。
カードステータスによってボーナス掛け率は異なり、一般カードなら10%、ワイドカード・ゴールドカードなら25%、プレミアムカードなら50%分が上乗せされます!
ANA便のフライトが多いのであれば、フライトボーナスが多く貯まるカードに切り替えることも一つの方法です。
それでもマイルが貯まらないなら
⑩ クレジットカードでもフライトでもマイルが貯まらないなら、別の方法を考える
クレジットカード決済でも、飛行機に乗っても目標マイル数に届かない。。。
そんな時は、発想を転換しましょう。
ANAマイルは、カード決済しなくても飛行機に乗らなくても、実は貯める方法があります。
実際私は毎月約2万マイルを貯めていますが、カード決済は年に100万円程度ですし飛行機も年に1,2回くらしか乗りません。
その方法とは、ポイントサイトを利用することです。
ポイントサイトとは、主婦や学生の方などがこぞってお小遣い稼ぎに使っているアレです。
実は、ポイントサイトは使い方さえ理解すれば、大量のANAマイルを生み出すことが可能です。
方法は簡単。
ポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに交換すること。それだけです。
私もこの方法で毎月約2万マイルを貯めています。
大量のクレジット決済も一切必要なし!飛行機に乗る必要も一切なし!のお手軽な方法です。
今まで説明してきたことを、ないがしろにしている感がありますが。。。
私が愛用しているのはハピタスというポイントサイトです。
無料で会員登録できて、私が毎月2万マイルを貯めるために欠かせない相棒サイトです。
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最近ではこの方法でANAマイルを貯める人が増えていて、【陸マイラー】なんて呼ばれています。
飛行機に乗らず、陸でマイルを貯めるからそう言うらしいです。
ポイントサイトでANAマイルを貯めるにはいくつかコツがあります。
私がANAマイルを貯めてきた実績とやり方を記事にしていますので、参考になりそうなものはリンクを貼っておきます。
ANAマイルを大量に貯めたい!という方はご参考にどうぞ。
www.mile-de-hawa11.com
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まとめ
マイルが貯まらない人は、以下のことを見直してみよう。
- マイルでどこに旅行するか具体的な目標を決めて、どのくらいの期間・費用で実現できるのか把握しよう。
- ANAカードでマイルを貯めるなら、ANAカードに決済を集中させて、ポイントの有効期限切れにならないように気をつけよう。必要があれば、ANAマイルが貯まりやすいカードへの切り替えを検討すべき。
- フライトでマイルを貯めるなら、フライトスケジュールをしっかり確認して計画的にマイルを貯めよう。飛行機に沢山乗るのであれば、ボーナスマイルが大量に貯まるANAカードを保有するのがオススメ。
- クレジットカードやフライトでマイルを貯めるのが難しいなら、ポイントサイトで大量にANAマイルを貯めることも可能。しっかり方法を調べてから”陸マイラー”デビューしよう。
参考になれば幸いです。