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ANA旅割は最大85%OFF!! 旅割のメリット・デメリット、ちゃんと理解してますか?

最終更新日:2018年1月6日

ANAの旅割の全て


ANA国内線に適用される料金割引プログラム「旅割」
利用したことかある方も多いかもしれません。

旅割はお得なメリットもある反面、安いだけに色々制約もありますのできちんと理解してから予約しましょう。

今回は旅割のメリットとデメリットを解説していきます。

旅割とは?

旅割はANAの国内線に適用される割引プログラムです。
ANA国際線では旅割プログラムの割引はありません。

ANAの国内線には2つの搭乗クラスが存在します。
【普通席】と【プレミアムクラス】です。
それぞれで適用される旅割プログラムも異なります。

  • 普通席 → 旅割75,旅割55,旅割45,旅割28,旅割21
  • プレミアムクラス → プレミアム旅割28

普通席は旅割プログラムのバリエーションが多いですが、プレミアムクラスはひとつしかありません。

ちなみに、普通席には他にも期間限定セール時のみ売り出される旅割Xと、乗り継ぎ便を利用する場合のみ適用さできる乗継旅割というものもあります。


では、旅割の詳細をみていきましょう。

普通席の旅割は、予約が早いほどお得

旅割には【75,55,45,28,21】とついていますが、これは搭乗日の〇〇日前にチケットを予約すればこの割引サービスが受けられるという意味です。

つまり、旅割75であれば搭乗日の75日前にチケットを予約すれば、旅割75の料金プランを予約することが可能です。

ANA公式ページの図を借りるとこんな感じです。

ANA旅割の割引プラン


普通席旅割のメリット

料金がとにかく安い

やはり一番のメリットは通常運賃よりかなり格安でチケットを買えることです。
特に、旅割の数字の部分が大きくなればなるほど、料金はお得になります。


2017年5月のある土曜日の、羽田-那覇間の料金を見てみましょう。

ANA国際線普通席の旅割運賃


この通り、旅割75を最安値としてどんどん値上がりします。
料金差を表にしてみるとこんな感じです。

割引タイプ 料金 最安値比較
旅割75 ¥16,190 最安値
旅割55 ¥17,890 +¥1,700
旅割45 ¥18,990 +¥2,800
旅割28 ¥19,990 +¥3,800
旅割21 ¥23,590 +¥7,400

この日の料金だと、同じ旅割でも最大¥7,400の差が出てきます。
予約から搭乗日までの日数が近いほど、選べる旅割プランが少なくなり割高になります。

予定がはっきり立っているのであれば、1日でも早めに予約をしてお得な割引を利用するのが賢い選択です。

上の写真から分かるように、出発3日前まで予約できる「特割」の料金と比べても、旅割は圧倒的にお得なプランです。
割引率が非常に高く設定されているので旅程が決まったらぜひ利用しましょう。


ちなみに、ANA公式HP情報では、旅割は最大で85%OFFになるようです!(2017年2月時点の情報)
石垣-羽田間の特定期間の旅割75がその割引になるらしいので、石垣旅行を狙っている方は要チェックです。

普通席旅割のデメリット

こんなにお得な旅割には、いくつかデメリットも存在します。それでは見ていきましょう。

予約変更ができない

旅割で予約した場合、予約変更ができません。
したがって、予約を取り直したい場合は一度キャンセルをして新しく予約を取り直す必要があります。
もちろんキャンセルをするときの払戻手数料や取消手数料がかかるので、予定がしっかり決まったタイミングで予約をしたほうがいいかもしれません

キャンセル手数料発生の期日が早い

旅割で予約した場合、搭乗日の55日前からキャンセル時の取消手数料が発生します。
旅割の場合かなり早い段階で予約を入れることになるので、注意が必要ですね。

旅割の取消手数料は下記の通りです。

解約日時 取消手数料
航空券購入後〜搭乗日55日前 手数料なし
※払戻手数料はかかる
搭乗日54日前〜搭乗日45日前 運賃の約30%相当額
搭乗日44日前〜搭乗日28日前 運賃の約40%相当額
搭乗日27日前〜搭乗日14日前 運賃の約50%相当額
搭乗日13日前〜出発時刻前 運賃の約60%相当額
出発時刻以降 運賃の約100%相当額
※旅客設備使用料は返却

旅割45や28,21の予約を販売終了ギリギリのタイミングで予約した場合、確実に取消手数料が発生するなんてことも。
事前に確認しておきましょう。
また、すでに代金の振込が済んでいる場合は、別途で払戻手数料430円が発生します。


通常運賃のキャンセルの場合は、搭乗時刻前までなら取消手数料がかかりません。
しかし、旅割はお得な運賃なゆえに、このような融通が利かない仕組みになっているのです。


フライトマイルの積算率が75%になる

ANAマイレージクラブに加入している人は、飛行機に乗ってマイルを貯めていると思います。
マイルを貯めると、特典航空券に引き換えることができて無料で飛行機に乗れるのでちょっとでも多く貯めたいですよね。

しかし旅割の場合、通常の区間基本マイレージの75%分しかマイルが積算されません。

例を見ていきましょう。

羽田-沖縄間の場合、区間基本マイレージは934マイル

■通常の片道運賃を利用
 →区間基本マイレージ984マイル × 100% = 984マイル獲得
■旅割利用運賃を利用
 →区間基本マイレージ984マイル × 75% = 738マイル獲得

このように25%分は目減りしてしまいます。

割引によって料金が格安になっているので、その分マイル積算率も低くなっている図式です。
料金が安い代わりに、マイルが貯まりにくいプランになっています。

ANAプレミアムポイントは積算率75%、搭乗ポイント0になる

ANAマイレージクラブに加入している人は、マイルだけでなくANAのポイント制度のプレミアムポイントも貯めることができます。
プレミアムポイントを1年間で3万ポイント以上貯めると、ANA上級会員になることができて様々な優遇が受けられます。
ちなみに、3万ポイントでブロンズ、5万ポイントでプラチナ、10万ポイントでダイヤモンドとなり、グレードによって受けられる優遇は変わってきます。

しかし旅割の場合、プレミアムポイントも通常の75%分しか付与されません。
また、飛行機に搭乗することで貰える搭乗ポイントも貰うことができないのです。

羽田-沖縄間の場合

■通常の片道運賃を利用
 →通常ポイント1,968 × 100% + 搭乗ポイント400 = 2,368ポイント獲得
■旅割利用運賃を利用
 →通常ポイント1,968 × 75% + 搭乗ポイント0 = 1,476ポイント獲得

かなり差がでますよね。


プレミアムクラスの旅割は、ひとつの割引プランのみ

プレミアムクラスの旅割は【プレミアム旅割28】のみとなります。
ご察しの通り、搭乗日の28日前にチケットを予約することで割引サービスが受けられるプランです。

ただし、販売期間が非常に短いのがポイントです。
搭乗日の2カ月前の9時半から搭乗日28日前までしか販売されていません。
約1カ月の間に予約を取る必要があります。


プレミアムクラスのサービスについて知りたい方は、こちらの体験記をどうぞ。
www.mile-de-hawa11.com


プレミアム旅割のメリット

料金がとにかく安い

こちらもやはりメリットは通常運賃よりかなり格安でチケットを買えることです。
高グレードな席を、格安で販売してくれるのはかなり貴重です。


2017年3月のある平日の、羽田-那覇間の料金を見てみましょう。

ANA国内線プレミアムクラスの旅割運賃

この日の料金だと、プレミアムクラスの通常運賃との差は¥28,300です。
ほぼ半額です。
プレミアムクラスをこんなに安く購入できるって、すごくないですか?

フライトマイル積算率が125%になる

プレミアムクラス利用時も、マイルを貯めることができます。

プレミアム旅割28の場合、通常の区間基本マイレージの125%分のマイルが積算されます。

例を見ていきましょう。

羽田-沖縄間の場合、区間基本マイレージは934マイル

■普通席の片道運賃を利用
 →区間基本マイレージ984マイル × 100% = 984マイル獲得
■プレミアム旅割28運賃を利用
 →区間基本マイレージ984マイル × 125% = 1,230マイル獲得

このように25%分多く獲得することができます。

普通席よりも元々割高な料金設定となっているので、その分マイル積算率も高くなっている図式です。

ちなみに普通料金のプレミアムクラスだとマイル積算率は150%となっています。
プレミアムクラスの運賃から比較すると、プレミアム旅割28は若干積算率が低いですが、運賃が大幅に下がっているので25%程度の下げ幅は十分満足がいくのではないでしょうか。

ANAプレミアムポイントの積算率が125%、搭乗ポイントも貰える

こちらもプレミアムポイントの獲得対象となります。

プレミアム旅割28の場合、プレミアムポイントも通常の125%分の付与が受けられます。
また、飛行機に搭乗することで貰える搭乗ポイントもきちんと貰うことができます。

羽田-沖縄間の場合

■通常の片道運賃を利用
 →通常ポイント1,968 × 100% + 搭乗ポイント400 = 2,368ポイント獲得
■プレミアム旅割28運賃を利用
 →通常ポイント1,968 × 125% + 搭乗ポイント400 = 2,860ポイント獲得

普通席の通常運賃よりも多くプレミアムポイントを貯めることが可能となっています。

プレミアム旅割のデメリット

こちらもいくつかデメリットも存在します。それでは見ていきましょう。

予約が困難

プレミアム旅割28は搭乗日2カ月前から予約可能ですが、販売直後に売り切れることがあるくらい人気です。
特に土日なんかはすぐ満席になります。

つまり、裏を返せば予約が非常に取りにくくなっています。

もともとプレミアムクラスの席数は機体全体の5%程度となっているため、席数自体が少ないのです。
更に、プレミアム旅割28用に開放している席は限られているため、予約枠はかなり激戦となります。

プレミアムクラスは普通席と比較して、受けられるサービスや満足度がはるかに上をいきますので、お安くチケット購入できるプレミアム旅割28はかなり貴重なプランとなっています。

ご予約するなら、販売開始日早々を狙いましょう。

予約変更ができない

プレミアム旅割28で予約した場合、予約変更ができません。
普通席の旅割と同様、予約を取り直したい場合は一度キャンセルをして新しく予約を取り直す必要があり、キャンセルをするときの払戻手数料や取消手数料がかかります。
こちらも、予定がしっかり決まったタイミングで予約をしたほうがいいかもしれません

予約キャンセルをする場合、手数料が発生ケースが多い

プレミアム旅割28で予約した場合、他の旅割と同じく搭乗日の55日前からキャンセル時の取消手数料が発生します。
取消手数料も他の旅割と同じです。

気をつけたいのは、プレミアム旅割の場合2カ月前=最大62日前の予約からしか受け付けていませんので、販売日当日に予約しても1週間程度しかキャンセル無料の期間が無いということです。

その1週間前後を除いては、取消手数料がかかってしまいます。
プレミアム旅割28は普通席の旅割よりも若干高額となっておりますので、手数料ももちろん割高になります。
計画的に予約しましょう。


まとめ

  • 旅割は、ANA国内線の飛行機を早期予約することでお得に購入できる制度
  • 普通席の旅割は早ければ早いほど購入金額がかなりお得に!ただし、変更・キャンセルに融通が利かず、マイルやプレミアムポイントも貯めづらい。
  • プレミアムクラスの旅割はプレミアム旅割28のみ。変更・キャンセルは融通が利かないものの、マイルやプレミアムポイントは普通席より多く獲得できる。

参考になれば幸いです。


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