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Visa LINE Payカードは発行する価値があるのか?還元率3%の落とし穴。

最終更新日:2019年9月17日

Visa LINE Payカードの還元率について

初年度の還元率3%で話題のVisa LINE Payカード



クレジットカードの還元率としてはぶっちぎりの3%とあって話題を集めていたカードですが、情報解禁とともに雲行きが怪しくなってきました。

蓋を開けてみるとあれれ?と思うポイントがちらほら。

Visa LINE Payカードのの還元の意味をしっかり理解しないと、痛い目にあうかもしれませんよ?


現時点で分かっている情報を整理しましたので、ぜひご参考にどうぞ。


Visa LINE Payカードは他のクレジットカードと違う点

そもそも、 Visa LINE Payカード は他のクレジットカードとどう違うのか?


Visa LINE Payカードの特徴をまとめると以下の通り。

  • サービス提供開始から1年間は還元率3%
  • 支払いと同時にLINEメッセージに通知が届き、リアルタイムに利用履歴が見える
  • LINE Payアカウント連携で、事前チャージ不要でLINE Payコード支払いが可能

と、今までにあったようで無かったクレジットカードなんです。

還元率3%は最初の1年だけなので1年目以降の還元率は分かっていません。
少なくとも3%未満になることは確定でしょうけどね。



2019年9月現在は、東京2020オリンピックのエンブレムデザインカードを数量限定で案内中。

東京2020オリンピックのエンブレムデザインのVisa LINE Payカード
※LINE公式から画像を引用

現時点でLINEからリリースされている情報では、2019年10月下旬にカード申込開始、2020年1月から順次カード発送となるようです。

3%還元されるのはLINEポイントではなく、LINE Payボーナス

なんと言っても、このカード最大の魅力は1年間の還元率3%(サービス提供開始から1年間)。

しかし、意外な落とし穴が。


当初はこの還元はLINEポイントで支払われると思われていたのですが、公式リリースでLINE Payボーナスで還元されることが判明


LINE Payボーナスじゃダメなの?
LINEポイントとなにが違うの?

と思われる方もいると思いますが、全然違います!


では見ていきましょう。

汎用性が高いLINEポイントと、低いLINE Payボーナス

LINEポイントとLINE Payボーナスの違いについて説明しましょう。


LINEポイントは使用先が多様で汎用性が高いのが特徴。
他社の提携先ポイントへの交換が可能だったり、LINE Pay残高にチャージをすることもできます。

LINE Pay残高とはLINEアプリで管理できるプリペイド式のチャージ残高のことです。
必要な金額をLINE Pay残高に事前にチャージしておくことで、LINE Payコード支払いやLINE Payカード支払い、QUICPay+支払い(Android端末限定)が可能です。



それに対して、
LINE Payボーナスは利用範囲が制限されたLINE Pay残高のようなイメージです。
大手コンビニやドラッグストアでのLINE Payコード支払いに利用することは可能ですが、LINE Payカード支払いとQUICPay+支払い(Android端末限定)には利用できません。
もちろん、LINE Payボーナスを他社の提携先ポイントに交換することは不可能です。



つまり、LINEポイントはLINE Payボーナスより上位階層。
LINEポイントの方がユーザーにとってメリットが大きいんです。


LINE Payボーナスは使い道が限られる

2019年9月現時点、LINE Payボーナスの使い道は限定されています。
LINE Payボーナスが使えるのはLINE Payコード支払いができる店舗や、LINE STOREなどです。


例えば池袋駅周辺で、LINE Payコード支払いが可能なお店を検索してみましょう。


【池袋駅周辺】
池袋駅周辺でLINE Payコード支払いが可能な店舗
丸いアイコンがついているお店がLINE Payコード支払いができる店舗です。
結構色々なところで使えますね。


ではちょっとだけ大都市圏から離れて、板橋駅周辺でLINE Payコード支払いが可能なお店を検索してみましょう。

【板橋駅周辺】
板橋駅周辺でLINE Payコード支払いが可能な店舗
めちゃくちゃ使える店舗が少ない!!
大都市では使えるお店はたくさんありますが、そこからちょっと外れるとLINE Payコード支払いができるお店が極端に減るのが現実です。


LINE Payコード支払いが使える店は徐々に拡大していますが、そのほとんどが大手のお店ばかりなので、どのお店でも使えるという状況ではありません。


自分の生活圏でよく使うお店がLINE Payコード支払いに対応していれば問題ないですが、そうでない場合はわざわざLINE Payコード支払いができるお店を探してLINE Payボーナスを使う必要があります。


LINE Payコード支払い以外にも、LINEデリマやLINE STOREなどでLINE Payボーナスを使えるので、なんらかの形で消費するのは可能だと思いますが、イマイチ使い勝手の悪さは否めないんですよね。


LINE PayカードやQUICPay+でもLINE Payボーナスが利用可能に?

LINE Payボーナスの使い勝手の悪さを解決するために、LINE社では改善策を出すとアナウンスがありました。

それが、LINE PayボーナスをLINE PayカードとQUICPay+でも利用できるようにすることです。


LINE Payカードの復活?

還元率2%のサービスが終わり、すっかり使っているとの声が聞かれなくなったLINE Payカードですが、LINE Payボーナス付与の拡大によって LINE Payカードの復活があるかもしれません。

LINE PayカードでLINE Payボーナスが利用可能に?
LINE PayカードはJCB加盟店ならクレジットカードと同じように利用できるので、かなり利用範囲が広がります。

でもこれって、いちいちLINE Payカードを持ち歩いかないといけないことになりますよね。
LINE PayボーナスのぶんだけLINE Payカードで決済するって結構面倒臭くないですか?
Visa LINE Payカードの決済で、自動的にLINE Payボーナスが消費された方がわかりやすいし使いやすいような。
そこらへんの詳細はまだ分からないので、リリースを待つのみですね。

QUICPay+でスマホ決済可能に・・?

QUICPay+でLINE Payボーナスが利用可能に?

QUICPay+ならスマホだけ持っていれば簡単に決済できるのでユーザーにとってはかなり便利です。

しかし、使えるお店がまだまだ少ないのが現状。
最近JCBの20%還元キャンペーンがやっているので、ちょこちょこQUICPayを利用させてもらっていますが、使えない店舗の方が多い印象です。
これからQUICPay決済可能な店舗が拡大するとは思いますが。

ちなみに、現時点ではLINE PayでQUICPay+が使えるのはAndroid端末のみ。
iPhone端末でも使えるようにすると公式リリースされているので、時期は不明ですがそのうち使えるようになると思います。


Visa LINE Payカードは魅力なし?

Visa LINE Payカードの還元がLINE Payボーナスだと分かって、がっかりした人たちは多数。

がっかりした中には、私のようなANAマイラーも。
実はこのVisa LINE Payカード、ANAマイラーにめちゃくちゃ期待されていたんです。


LINEポイントなら提携ポイントに交換して最終的にANAマイルに交換することが可能。

Visa LINE Payカードで3%のLINEポイントが還元されていた場合、ANAマイルの還元率はなんと2.43%!
一般のANAカードのANAマイル還元率は1%程度なので、これはものすごい数字なんです。

しかし、結局LINE Payボーナスでの還元に着地したため、ANAマイラーにとっては残念な結果に。
クレカの利用頻度が高く高額決済が見込めるANAマイラーを取り込めるせっかくのチャンスだったはずなのに、LINE社からはそっぽを向かれてしまいました。


よって、私はVisa LINE Payカードのメインカードにすることはありません。
メインカードはやはりANAカードで変わらず。
ANAマイルを利用してタダでビジネスクラスに搭乗する喜びを知ってしまった以上、私にはANAマイルが貯まらないクレジットカードなんて必要ありません。
Visa LINE Payカードに期待していたので、かなり残念です。


■ビジネスクラスにタダで搭乗可能に!ANAマイルが貯まるクレジットカードの記事はこちら
www.mile-de-hawa11.com


キャンペーンに期待!持っておいては損はなし。

Visa LINE Payカードのがっかりポイントばかり述べてきましたが、やはり還元率3%はかなり魅力的です。
私のような特定の目的があってポイントを貯めている訳でないならば、かなりお得なカードと言えるのではないでしょうか。


さらに、LINE社はこれからVisa LINE Payカード利用でお得になるキャンペーンも展開するとしています。
キャンペーンをうまく使えば還元率3%以上の恩恵を受けられる可能性もあります。

初年度年会費無料で、次年度も前年カード利用があれば年会費無料になるので持っておいて損はないと思います。
私も取り敢えずカード発行はしておいて、大きいキャンペーンがあれば乗っかろうと思っています。


2020年はクレジットカード各社やコード支払い各社が色々なキャンペーンを展開してくるはずなので、その時いちばんお得なキャンペーンに乗っかって支払い方を使い分けるのがベストですね。


まとめ

  • Visa LINE Payカードはサービス提供開始から1年間は還元率3%だが、LINEポイントではなくLINE Payボーナスで還元される。
  • LINE Payボーナスが使い道が限定されているが、今後LINE PayカードやQUICPay+でも利用可能になる見込み。
  • 年会費無料なのでVisa LINE Payカードで作っておいて損はなし。来年は各社で様々なキャンペーン展開が予想されるので、お得なキャンペーンがあれば乗っかろう。


参考になれば幸いです。



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